シャッターと防犯ガラスの防犯性と機能を比較
シャッターの防犯性について
シャッターは商店街だけではなく一般家庭でもよく使われていますが、どのような目的で使われているのでしょうか。
お店や住宅にシャッターを設置することによって、防犯対策としても有効的です。普段からシャッターを閉めておけば、外から見た時に室内の様子がわかりにくく、家の中に人がいるのか留守にしているのか判別しにくいです。
シャッターが閉まった状態になっていれば、外から侵入するのは無理だと諦めがつくでしょう。防犯性を重視するなら防犯ガラスを設置する方法もあります。防犯ガラスは2枚構造で割れにくい仕組みになっていて、侵入しにくいため犯罪を防ぐための対策として効果的です。ただし、ガラス自体が透明なのでカーテンで隠しておかないと、外から見えてしまいます。
一方、シャッターを設置した場合は、シャッター本体が透明ではなくアルミやステンレスなどの金属製なので、シャッターを開けない限り、外から見えることはありません。
シャッターのセキュリティ機能について
それでは、シャッターを設置することによって、セキュリティ機能は高まるのでしょうか。
セキュリティとは英語で「security」と表記し、日本語に直訳すると「保障」「防護」「安全」といった意味で、具体的には「安全を維持するために危険から守るための対策や手段」です。シャッターを設置しておけば、ガラス破りによる室内への侵入を未然に防ぐ効果が期待できるでしょう。
ただし、手動式シャッターの場合は鍵をかける必要があるため、最悪の場合は鍵をこじ開けて侵入されるリスクがありますので、万全な対策を講じる必要があります。セキュリティをより高めるには、手動式よりも自動式 (電動式) の方が適していますが、価格が高いのが難点です。そこで、シャッター周辺に取付けができるシャッターセンサーについてご紹介しましょう。
シャッターセンサーを設置しておくと、こじ開けや破壊などの動作を察知して音や表示灯で知らせてくれる仕組みです。この他には、屋外侵入監視システムを設置してセキュリティを高める方法もあります。