シャッター購入前に耐用年数と品質保証について要確認
メンテナンスの必要性について
シャッターを購入して設置工事が終われば、それで完結というわけではありません。安全により長く使い続けるためには定期的なメンテナンスや点検が必要となります。メンテナンスや点検を怠った場合は、シャッターの製品としての寿命が短くなり、買い換える必要も出てくるでしょう。
とくに商店街に設置されている防火シャッターの場合は、周囲の店舗への燃え広がりを防ぐための機能として、火災が発生した際にシャッターが自動的に閉まる仕組みになっています。
シャッターの機能性を十分に発揮して安全性を維持していくためにも、定期的なメンテナンスや点検は必須となります。一般的な目安として、手動式シャッターや電動式シャッターの耐用年数は15年ですが、シャッターの機能・素材・形状・メーカーによってもそれぞれ違いがあります。
シャッターを購入する際には、各製品の耐用年数の目安やメンテナンス・保証制度について事前に確認しましょう。
シャッターの定期点検について
シャッターを購入した後は、安全性と機能性を維持するために定期点検を受ける必要が出てきます。
ただし、購入したシャッターのタイプや機能性によっても点検の内容についてそれぞれ違いがあります。防火性の高い防火シャッターの主な点検内容は、開閉作動に関する点検や、シャッターの各パーツに傷や変形がないか入念にチェックされます。
さらに、開閉性や防火性などの機能性に関わる点検作業も実施されます。点検が行われた後に、パーツの交換が必要となる場合もあります。自動式シャッターのように構造が複雑になるほど、定期点検やメンテナンスの頻度が高くなる傾向にあります。シャッターを購入してから次の点検までの間に、本体の損傷や機能性についてなんらかの異変が見られる場合は、早めに業者に連絡して点検を受けておくことをおすすめします。
早めに異常に気づくことで機能の低下を防ぎ、安全に長く使えるでしょう。シャッターを取り扱う販売店によっては、メーカー保証とは別に品質保証制度が設けられている場合もありますので、購入前に必ず確認しましょう。